中国語をYouTubeで勉強01たった1つの語順で出来てるなんて知らなかった!

中国語
中国語をYouTubeで勉強01たった1つの語順で出来てるなんて知らなかった!

何度も中途半端にかじっては挫折した中国語の勉強を、懲りずにまた始めようと思う。

本棚には何冊かの中国語の解説書があるが、今回はYouTubeにある解説動画を利用させてもらうことにする。

たくさんある動画の中から私が選んだのは、「C-POP Channel」という名前のチャンネルで、相手を選びそうな個性を発揮している男性(Tetsu)が初心者向けに中国語を解説している。

このチャンネルを選んだのは、一般的な解説書には書かれていないような中国語のコツを説明してくれていたからだ。

中国語の解説動画は無数にある。私が見た限りでは、網羅的に細分化して解説したものは多いが、中国語のキモ、核心を簡潔に教えてくれるコンテンツは少ない。

この「C-POP Channel」は、コンテンツの量は多くはないが、私が知りたかった中国語のキモ、核心をついたコンテンツが魅力的に映った。

更新は4年前から止まっているようだが、中国語の入門には十分なコンテンツが揃っていると判断した。

このチャンネルを選ぶ直接のきっかけになった、中国語の文法の基礎になる「語順」について、目からウロコとなった解説を最初の勉強として取り上げたい。

中国語はたった1つの語順でできていたのか!

「C-POP Channel」というチャンネルで偶然、中国語の語順の解説を見た時、今までモヤモヤしていた霧が晴れたような感激があった。

これまで中国語を勉強しようと、何冊かの解説書や、いくつかの動画を見たが、たった1つの語順で中国語を説明したものに出会ったことがなかった。

中国語の様々な表現を網羅的に見せられて、中国語って語順があるようで、それでいて多岐に渡るように見えてしまったりして、なんだか捉えどころがなかった。

でも「C-POP Channel」で、

  • 中国語の語順はたった1つ。
  • 疑問文でも語順は変わらない。

という、見事に中国語の文法のキモ、核心をついた解説に魅了されてしまった。

中国語の入門者の入り方は色々あるだろうが、先ず文法、特に語順を一番最初に理解しておくことがとても重要だと思う。

「中国語の語順は1つ」と思うだけで、とても前途が明るく広がる思いがする。

発音などのことは別として、後はその語順を埋められるように語彙を増やしていけば良いという方針が立つ。

これが中国語のたった1つの語順だ

「C-POP Channel」の動画の中でとても分かりやすく解説されている。

  • 主語+述語+目的語という核になる骨子の部分
  • 骨子の前後に入り補完要素になる肉付けの部分
これが中国語のたった1つの語順だ

(写真:中国語の語順 出典「ゼロから始める中国語学習シリーズ:CCe Academy【#2 語順マスター】(3ヶ月スピードマスター・HSK5級合格を目指す)」YouTube C-POP Channel)

この語順を見て私が思ったのは、骨子部分の前後に置かれる肉付け部分の有無によって、語順が沢山あるように見えてしまっていたということだ。

どの言語でもそうだが、常に全ての要素を配置した文で表現されることは多くはない。ある文は副詞や助動詞がなかったり、ある文は時間詞や前置詞がなかったりする。そういった個々の表現は、1つの語順の上に配置されは文ではないように見えていたのだ。

だから、「こういう場合は、こういう表現(語順)になりますよ」みたいな解説が成り立ってしまう。しかし、どれかの要素が無かっただけで、本当は同じ語順の上に配置された文だったわけだ。

たった一つの語順であっても、それぞれの要素の有無別に仕分けてしまえば、いくらでも語順が異なるように見えてしまう。

そういう複雑な解説をずっと見てきた私は、たった一つの語順で説明できてしまうことに大変感激してしまった。

中でも副詞の位置が重要だと思った訳

中国語の副詞は、調べてみると「名詞以外を修飾する言葉」ということだ。だから、初心者には副詞ってとても多くあるように思えて、同時に文のどこへ配置すればいいか一番迷ってしまう言葉に思える。

助動詞や時間詞、前置詞は役割が副詞よりもはっきりしているから、なんとなく位置がわかるような気がする。

今回のたった一つの語順では、副詞は主語の直ぐ後に来ている。だから、語順的に最も難しく思っていた副詞の位置が、「主語の直後」だと決めつけて考えられれば、語順がとても分かりやすくなる。

主語と副詞が決まれば、後に続く助動詞、時間詞、前置詞はそれほど難しくはない。とにかく、「主語+副詞」という語順の確定だけでも、私にはとっても大助かりな情報だった。

中国語の語順は1つの例

  • 「私はフライドポテトを食べる」(主語+述語+目的語)

主語+述語+目的語の骨子の文を元に、補完要素で肉付けしていくと、見事に完成された文が出来上がる。

  • 「私も明日マクドナルドで、彼女と一緒にフライドポテトを1セット食べたい?」
中国語の語順は1つの例

(写真:中国語の語順の例 出典「ゼロから始める中国語学習シリーズ:CCe Academy【#2 語順マスター】(3ヶ月スピードマスター・HSK5級合格を目指す)」YouTube C-POP Channel)

更に中国語の基本のポイント

この動画では最後に中国語の以下の特徴も指摘している。

  • 動詞が変化しない。
  • 冠詞がない。

英語などで苦労するのが、時制や人称によって動詞が変化することだ。過去、現在、未来、更に過去分子など、1つの動詞に対して覚えなければならない情報が倍加する。中国語に動詞の変化がないのは、日本人にとっても助かる特徴だ。

そして、英語のaやtheのような面倒な冠詞もない。

確かに中国語は英語に比べると、日本人にとってとても有利な言語に思えてくる。

問題は発音などにあるのかなと思うが、語順だけでもハードルを下げることが出来るのは有り難いことだと思った。

参考動画:
「ゼロから始める中国語学習シリーズ:CCe Academy【#2 語順マスター】(3ヶ月スピードマスター・HSK5級合格を目指す)」YouTube C-POP Channel

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